不動産鑑定士について

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不動産鑑定士について~パート1~

2020/09/18

前回までは土地の価格についてお話をしてきました。
土地はいろいろな見方でいろいろな価格がありそうだなと思われましたでしょうか。

 

 そうすると、公的な価格(固定資産評価額・相続税評価額)では信頼すべき評価の元(根本)がなければ一般市民に正当な評価であると表明することはできません。
 そこで客観的に適正な評価を行う専門家、すなわち不動産鑑定士の必要性が生じた訳です。


   不動産鑑定士は不動産(土地)の不完全な市場になりかわって、現実の市場で取引された取引価格、この土地ではどのくらいの収益が得られるだろうかという収益性、この土地又は建物はどの程度の費用をかけて造成又は建築されたものなのか等、市場性・収益性・費用性(価格の三面性)を分析検討して不動産を評価します。

   不動産鑑定士は、公的価格である地価公示価格・都道府県地価調査価格等の評価を担当し、適正な土地価格を判定する土地評価の専門家としてその地位を占めています。
   また、売買・相続等において適正な価格はいくらなのか、地代・家賃の改定に際して適正な地代や家賃はいくらなのか、一般の皆様から依頼を受け評価を行っております。

   次回、不動産鑑定士試験についてお知らせします。

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